9を知るブログ

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アフガニスタンの子ども達2004

2010/09/06

遺棄化学兵器の廃棄、5年遅れでついに開始
 (人民網日本語版 2010年9月2日)

日本が65年前に中国に遺棄した
化学兵器の廃棄事業が今年ついに始まった。

1日には南京市郊外で廃棄事業開始式典が行われ、
日本の平岡秀夫・内閣府副大臣が
日本政府を代表して廃棄事業の開始を宣言した。
「揚子晩報」が伝えた。

 日本の遺棄化学兵器は長年、中国人民の命と環境を
脅かしてきたが、現在に至るまで1発も廃棄されていないのだ!

平岡氏は1日、「本日の開始式典によって、
廃棄事業は実際の段階に入った」と表明した。

 中国の張志軍・外交副部長は「
日本の遺棄化学兵器は日本軍国主義が
中国侵略期に犯した重大な罪の1つだ」と指摘。
日本側に、これを契機に、引き続き人と物資の投入を強化し、
遺棄化学兵器を1日も早く、
全面的、徹底的に廃棄することを求めた。

 今回の廃棄プロセスは南京市郊外で
10月初めから1年かけて「移動式廃棄」方式で行われる。
設備は29億4000万円を投じて09年2月に建設が始まり、
同年9月末に完成した。最大の特徴は
コンテナに収容できることで、各地へ運び、
遺棄化学兵器を無害化するのに便利だ。

 現在すでに設備は取り付けられ、ほぼ調整済みで、
次に試運転が行われる。日本側は計50人余りが参加し、
解放軍防化工程学院が助力する。(編集NA)